まんてん

会社帰りに神保町に立ち寄り晩メシ。大通りから細く分かれた小路沿いにあるB級というかC級グルメの名店。ノーマルのカレーが400円、カレーやウィンナーなどのトッピング系で500円。メニュー中で最も高いカツカレーでも550円と抜群の低価格を誇る。年季の入った店内は正直きれいとはいえないしむさくるしいが、安価に腹いっぱいになりたい近場の学生やリーマンでいつも賑わっている。
最初に訪れてからもう5-6回目くらいの訪問になるだろうか。本日はウィンナーカレーを頂いた。最初に水とスプーンの入ったコップ、一口コーヒーが供されるのは相変わらず。米を炊くときに水分過多だったのかややべちゃべちゃだったのが残念だが、ひき肉と玉ねぎの入ったカレールーは昔の家庭用カレーのような懐かしい味わい。揚げウィンナーは着色料を使った真っ赤なもので、B級に美味しい。決して万人にお勧めはしないが、安い定食を腹いっぱい食って満足していた学生時代を思い出す懐かしい味わいがトッピングとなって、実態以上に美味しく感じさせる。神保町B級グルメ道を極めたければ一度は訪れておくべきかと。
ちなみに腰の低い店主の口癖「申し訳ない!」もこの店の名物。一回の食事で最低3回は聞けるだろう。