めんこや

会社帰りに幡ヶ谷で夜メシ。腹の調子が悪いので体に優しそうなうどんを食べようと思い、以前から気になっていたこちらのお店を訪問した。店内は和風居酒屋風で30名ほどのキャパ。TVや雑誌などで紹介されたようで、店の前や店内の壁にはべたべたとそのときの写真が貼られている(安っぽく見えてこの手のディスプレイは個人的にあまり好きではない)ウリは武蔵野うどんというここ数十年で発展した関東のご当地うどんらしい。
店の前で手打ちのディスプレイをしているのだが、打っているのが茶髪の兄ちゃんだったり、入店した時はガラ空きで店員さんは全く忙しくなさそうに見えたにもかかわらず、前の客の食器が出しっぱなしでなかなか片付かなかったりと、いささか不安を感じた。が、頼んだ肉汁うどん(850円)を食べてみて印象が一変。つけうどんなのだが、麺にコシがあり弾力があってぷりぷりもちもち。讃岐うどんに勝るとも劣らない歯ごたえだ。食感がすばらしく甘めのつけだれともよく絡み、非常に美味しい。幡ヶ谷には他にまともなうどん屋がないので、この近辺に来た時にうどんが食べたくなったら迷わずこの店をおすすめする。難点は長居には向かなさそうな椅子と、あまり店員さんの気が利かないためオペレーションがイマイチなことか。全般的に値付けは高めなのであと100-200円安いとおトク感が格段に増す。