和可竹鮨

五反田目黒川沿いで駅から程近いところにある鮨屋。先日通りがかったとき、「鉄火重600円」の看板が外に出ていたのを見つけ気になっていた。店内は街場の鮨屋という感じで特に高級感はなく、カウンター席や座敷には平均年齢50を越えていそうなオヤジどもがひしめいている。結構サービスの店員さんは多いのだが、茶や箸を持ってくるのが遅れたりしてオペレーションはあまり良くない。鉄火重が出てくるまでにも結構待たされてしまい、あまり効率的な運営をしている訳ではなさそうだ。肝心の味だが、マグロの質は想像していたよりもまともだったが、酢メシは柔らか過ぎるのと酢の香りがきつく感じられ、美味しくない。味噌汁も熱すぎに感じられた。それから、店内の加齢臭紛々たるオヤジ連中が下品でタバコはスパスパ吸うわ、あちこちでピチャピチャ音を鳴らして食っているわ、喉にからんだ痰を払う音がするわ、快適に食事をする環境とは言いがたい。何十年も生きてきてまともな礼儀を習う暇がなかったのか知らないが、こういう無作法なオヤジ連中に囲まれ大いに不快な昼時を過ごした。