イリッサ

武蔵小山駅を出てすぐの怪しい飲み屋街になぜかチュニジア料理の店がある。この店の存在を知って以来何度か足を運んだが定休日だったり満員だったりでなかなかタイミングが合わなかったのだが、本日ようやく食事にありつくことが出来た。チュニジアはアフリカといっても地中海側なので雰囲気はイタリアンやスパニッシュに近い。オリーブ油とトマトを多用したやさしい味わいである。料理されているのはチュニジア出身の穏やかな女性。話を聞いたら以前原宿のチュニジア料理店「ハンニバル・ドゥ」で働いていたとのこと。そういえばあの店もかなり美味しかったことを思い出す(ちと高かったが・・・)。こちらの店では2900円のコースで前菜からスープ、ブリック(クレープのような生地に卵黄と餡を入れて揚げた、西洋春巻のようなもの)クスクス、デザートまで一通り味わえるので大変お得。ワインも3000円前後でリーズナブル。狭い店だし椅子のすわり心地がイマイチだが、個人的にはかなりオススメ。