山楽旅館

新国立劇場の脇に道路一本を隔てて古い旅館が、昼時にランチ営業を行っている。普通の入り口は普通の民家のようで一見が入るにはなかなか勇気がいる。店内も歴史を感じさせる古い造りで、田舎に里帰りしたような錯覚を覚える。食事をする場所も田舎の民家によくある広い座敷で趣がある。
メニューは想像していたよりも豊富で、概ね1000円以下で焼魚定食や親子丼などの普通の和定食が食べられる。オススメのブリのカマ焼定食に納豆を注文。量は抑え目だが注文を受けてから焼いており美味。漬物も手作り感がある。納豆は青海苔おかかが載っていて一仕事してあり好印象。本日は全部で1155円とやや高めの会計ではあったが、ご主人(結構な年のおじいさん)の感じの良い接客と懐かしい雰囲気で心地良さは◎。また来て見たいお店である。