カッフェ・クラシカ

JR品川駅内「エキュート」内にあるイタリアンでランチを頂いた。人気店「アロマフレスカ」「アロマクラシコ」なんかの系列らしい。店内はそこそこ落ち着いているが、席間は狭いしテーブルクロスなんかもなく、レストランではなくあくまでも「カフェ」である。ランチセットは前菜、パスタ、ミニサラダに食後の一品で1800円からと、やや割高に感じる。パスタは5種類くらいから選べ、本日は菜の花とからすみのパスタを選択した。食後の一品はコーヒーorエスプレッソorソルベorドルチェのどれかからひとつしか選べず、いささかセコい。良い値段を取るのだからはドリンク類はデフォルトで付けて欲しい所。駅中という特性を考慮してか、オーダー時に電車の出発予定を聞かれるのは面白いサービスだと思った。
さて、前菜盛り合わせはミニサラダと生ハム、マグロのカルパッチョのコンビ。味は悪くはないが、感激するほど美味しくもなく量は少なめ。前菜が終わった後にまたサラダ、そしてパスタが供される。こちらもお上品な味付けで悪くはないが、値段が値段なのでこんなものだろう。食後はソルベを選んだが、これも普通であった。食後感はそこそこで接客も丁寧だが、量が微妙に物足りなかったり水を注ぐタイミングがチグハグだったり、全体的に中途半端さが目立つ。わざわざ高い値段を払って来るほどの所ではないだろう。
そういや隣の席ではネズミ講主催者と思しき中年男性が女性に必死の勧誘中だった。最初は興味津々でなんとなしに隣の会話を聞いていたが、後半は非常にウザくなってきた。これもこの店の印象を悪くしている一因か(店に罪はないが・・・)。