AALAWI

アラウィと読み、ジャマイカの現地語で「我々みんな」という意味らしい。東京では珍しいジャマイカ料理の店である。イス・テーブルは小さくテイクアウトなどもやっておりファストフードのようだが、恵比寿という立地に合わせ内装はこ洒落た感じ。壁に置かれた大画面ではジャマイカのミュージックPVと思しき映像が流れている。
ジャークチキンやジャークポークという、スパイスに漬け込んだ焼肉が名物らしく、試しにチキンのサラダを頼んでみたが、これがかなり美味かった。素材が良く柔らかく口の中でほぐれるのと、独特の風味が鼻腔をくすぐる。ケチャップやチリソースをかけて食べるとまた違った味わいで、ビールにとても合う。ポークはチキンで感じるほどの旨みはないが、そこそこ。ココナッツミルクで炊いたライスや甘くない付け合せのバナナチップ等、滅多に食べられない食材にも出会えた。接客の方も感じよく、ビールやグラスワインを飲んで2000円強と値段もさほど高くない。お勧めである。