バンコク

東京で1.2を争う老舗のタイ料理店ということで訪問。しかし、メニューを見てあまりの高さに驚愕。他店の2-3割高い値付けで注文意欲を削ぎまくり。海鮮のサラダが1900円と、こんな高いタイ料理店は初めて見た。とりあえずシーフードサラダにタイ風焼きそばのパッタイを注文。現地人の店員はテーブルウォッチングをほとんどせず、私語の嵐でいちいち大声を上げないと気づいてくれないのでストレスが溜まる。シーフードサラダの質は悪くないが、値段に合うだけのCPは全く無し。パッタイも甘ったるいだけの焼きソバで酒類と合わず消化するのに苦労。店員がだべっていてテーブルウォッチングは全くなされていないのも不快。ランチ時はCPが高いかもしれないが、夜はバカ高い教育のなっていないだけの店。この店を訪れるくらいなら他に安い所はいくらでもあるという、不満を残す料理である。今となっては化石に近いこの店、推しているのは昔からの常連か老舗ブランドに弱い人だけではないのかと愚考。この店の関係者は幡ヶ谷の「セラドン」、代々木の「カオティップ」などを訪れて、自分の店のCPがおかしくないか再確認していただきたい。他人にお勧めは金輪際出来ない六本木の高額エスニック料理屋、営業方針のテコ入れをしないと競争の激しい今日、早晩客からの支持が消えてなくなると考える。