AFURI

会社帰りに恵比寿で晩メシを求めてうろついていた所、珍しく行列がなかったので久々にこちらに訪問した。食券機で塩ゆず麺+味玉を購入。価格は950円とやや高めである。店内はカウンターのみ20席ほどのこじゃれたカフェ風。女性受けしそうな雰囲気で、実際客の半分以上が女性である。いわゆるラーメン屋とはえらく違う雰囲気だ。
さて、ラーメンは意外と美味い。化学調味料を使っていないという魚系のまろやかな塩スープは、素材の優しさが感じられゆずの風味も良いアクセントになっている。麺は細麺のあまり粘りのないタイプで、あまり好みではないものの、スープとの相性はなかなか良い。味玉は普通よりやや美味しい程度だが、追加したほうは中身が半熟でなく火が通り過ぎていた。炙りチャーシューは硬くぼそぼそで味わいもなくイマイチ。量的には少なめで、学生や大食いの方には物足りない量であると考える。ラーメン自体はそれほど不満を感じないが、客層があまり良くない。おしゃべりばかりして箸をなかなかつけず長々居座っている♀、待ち行列が出来ているのに隣椅子の上に手荷物を置いて人数分以上の座席をふさいでいる♀、外見を着飾っているが話の内容はくだらない噂話と愚痴ばかりで延々頭の悪そうなトークを続けている♀率がかなり高い。こうした連中の為か帰り際には長蛇の列が出来ており、店の回転率を押し下げられているのは想像に難くない。店側としては回転率の減による売上げ減を補うため売価を高く設定せざるを得ないのではないかと想定される。それなりに美味いがCPは悪く、大行列の後ろに並んでまで食べたくなる程ではない。話のタネに一度行けば十分であり、近くに住んでいるのなら空いているときのみ利用可な店という印象。