齋藤酒場

昭和三年創業の居酒屋。駅前ロータリー近くの一軒家で、昔ながらの佇まい、しばしノスタルジーに浸る。店内も木彫りの素朴なテーブル、壁に貼られたお品書きのほか、店の隅っこにさりげなくレトロなラジオが置かれていたり、大昔のビール会社のポスターが貼られていたりで昭和情緒たっぷり。店員のおばちゃんも実家のようで優しい。仰天したのが価格の安さ。ビールの大瓶で470円、日本酒は200円以下。おつまみも200円前後がずらり。ビールに日本酒一杯、ポテトサラダ、コロッケ、もつ煮込み、おしんこ盛り合わせ、明太子で計1750円と言う衝撃価格であった。
CPと昭和の香りのこる風情が素晴らし過ぎ、大衆酒場好きならば遠くからでもわざわざ訪れておくべきMust店と位置づけたい。多少交通費がかかっても十分元が取れる価格の安さと満足度だ。家庭的なサービスの接客のおばちゃんもナイスである。