景徳鎮(2)

dora6662006-08-05


猛暑の中自転車トレーニングで横浜まで疾走。炎天下の中2時間以上かけてついに中華街までたどり着いた。中華街までわざわざ来たのは理由があり、以前勇気が挫け注文できなかった「景徳鎮」の激辛麻婆豆腐に挑戦してみたかったのである。前もって椰子の実ジュースを飲み、水分を十分に補給してから入店した。課題の本場四川麻婆豆腐と、四川風担々麺を注文した。来たる強敵の来襲に備え、テンションを上げまくって待つ俺。正に真剣勝負である。
さて、先に届いた四川担々麺は、日本で見かける胡麻味噌担々麺ではなく表面にラー油がたっぷり浮いたシンプルな唐辛子と挽肉とネギの蕎麦。真っ黒なスープの外見に一瞬ビビルが、いざ口にするとそれほどの辛さもなく麺の量も少ないため一気に完食。スープを楽しんで飲む余裕すらあり、挑戦者としてはやや物足りない印象を受けた。さて、ファイナルラウンドの本場四川風麻婆豆腐であるが、こちらは花椒と唐辛子をたっぷり使った真っ黒なもの。ラー油もたっぷりと表面に浮いていて、こちらの挑戦心をくすぐった。。。が、結果は意外に苦しむことなくあっさり完食。確かに辛いものの耐えられないほどではなく、しっかりと美味しく旨みを堪能する余裕さえあった。お台場の「陳麻婆豆腐」に比べると唐辛子がやや強く感じられたが、許容範囲内。辛さよりもむしろ量や熱さがきつく、そのせいで最後は半ば義務感から口の中に料理を押し込んでいた。会計は締めて3500円。サービスはしょぼいしやや高い気もするが、味はそこそこなので中国クォリティの接客があまり気にならない方なら、一度は訪れてみると良いだろう。