ぺチャラット(3)

またまたタイ料理が食べたくなり、大崎のお気に入りの店「ペチャラット」へ。夜の訪問は初めてである。店内は全然人がおらずほぼ貸し切り状態。そして初めて2Fで食べることになった。2Fは怪しげなタイの置物(?)やポスターが貼られており、異国感が漂う。今日はヤムウンセン(激辛の海鮮と春雨サラダ)にイエローカレー、ビール×2を注文。ヤムウンセンはこの店で最も辛く(メニューに唐辛子マーク三つ)、カレーは二番目の辛さ(唐辛子マーク二つ)であり、いわばこの店の辛いもの料理のツートップを頼んだ形だ。
味のほうはやはり辛いが美味い。なんというか、爆発的な刺激はあるのだが、クセになる美味さだ。ヤムウンセンに緑の野菜が入っており、当初ピーマンかと思っていたら、よく見ると青唐辛子であった。道理で辛いはずである。しばらく食べてると舌が痺れて痛いほどであるが、料理に旨みがしっかりあるのでまた食べたくなる。なんとか二つとも完食した後、サービスで貰った辛くないスープを飲み、〆の紅茶(これもサービス)を飲んで漸く人心地がついた。会計時にタイ人らしき店の奥さんから「辛いものに強いんですね」と誉められる。半分お世辞かもしれないがちょっと嬉しい。タイ料理がすっかり気に入ってしまったので週に二、三回食べている旨を告げると喜んでくれた。再訪を約束し、気持ちよくこの店を後にした。