大豊記

会社帰りに恵比寿で晩メシを求めてさまよっていると裏道っぽいところで偶然見つけたまだ真新しい中華居酒屋。特級厨師の担々麺というのがあるらしく、思わずふらふらと入店。店内は小奇麗だが高級感はなく大衆向けな感じ。大人数向けのテーブル席が多いが、カウンター席もわずかだが用意されており、一人で訪れても何とかなる感じ。当然担々麺を注文したが、この店の売りらしい餃子もついでに注文した。
さて、担々麺は麺が中太麺でもっちりしていて好みの味。スープはそれほど辛くなく甘みか強めで、もう少しスパイシーにしても良いと思うが、これは好みか。この値段にしてはそこそこいけるが、底に沈んでいたひき肉だけはイマイチ。餃子はジューシー系ではなく具の詰まったがっちり系で、イベリコ豚と海老がふんだんに詰まっている。全部で5個、一つ一つのボリュームもありかなりうれしい。580円とやや高めだが、それだけのことはある味と量だ。酒の値付けも安めで、軽く飲んで腹いっぱいになって〆て2000円強。店員さんの接客もよく、かなり飲んでも4000円以内に収まりそうだ。軽い職場飲み会や気の置けない友人との飲み会などにおすすめである。