あがっしゃい

dora6662006-01-19


久々に会社を5時台に出て、日本橋・渋谷・新宿を周り先日の懸案事項を全て片付けた。全部引き取ったら結構大荷物になってしまったので一旦自宅へ戻り、再度新宿へ。本日は地元の友人が出張で東京へ来る事になったため、急遽飲みの予定が入ったのである。
新宿名所(?)ということで場所は思い出横丁の隣の焼き鳥横丁、通称しょんべん横丁と呼ばれる一帯にある焼き鳥屋「あがっしゃい」へ。特に前知識もなく飛び込みで入ったのだが、この界隈にしては珍しい大箱の店で席間もゆとりがある。ドリンクや串焼の類もそれほど高くなく、あれこれ飲み食いして一人あたり4000円ほど。味はまぁまぁといった所だが、鳥刺しはけっこう美味かった。
さて、俺の地元は帰る度に寂れている感があるが、友人の話でもやはりそうらしい。県庁所在地の市の人口ですらとうとう減少し始めたとのこと。他県から年寄りばかり転入してきて、働き盛りの若者は外に出て行ってしまうから、財政負担も大変らしい。数十年後には県自体がなくなってしまうかもしれないな。彼は公務員なので身分が安定しているのは民間の俺からするとうらやましいが、貰ってる給料の話を聞くと結構少ない。手当の類なども少ないらしく、ちょっと気の毒だ。役人天国大阪市のようなカス自治体とは随分事情が違うようである。愛県心などほとんど持ち合わせていない俺ではあるが、この夜ばかりは地元の振興策についてあれこれ語り合ってみたのだった。